SILENT HILL 2
価格の足跡
直近1年- 価格
- 過去最安
- セール
作品の素性
死んだはずの妻から、一通の手紙が届いた。
それだけの理由で、ジェイムスはサイレントヒルへと向かう。かつて妻と訪れた思い出の街は、今や深い霧に沈み、人の気配は消え、異形のクリーチャーだけが静かに徘徊するゴーストタウンとなっていた。
本作はBloober Teamによる『SILENT HILL 2』のリメイクである。プレイヤーはジェイムスを操作し、クリーチャーと戦いながら謎を解き、妻の痕跡を求めて廃墟と化した街を探索していく。アクションとアドベンチャーの構成をとりながら、ゲーム全体を覆うのは派手な恐怖ではなく、どこか取り返しのつかないものを探しているような、静かで重い空気だ。
原作を知る人にとっても、初めて触れる人にとっても、一度は向き合う価値のある作品だと感じる。セール等で価格が落ち着いているタイミングを確認してから手に取るのが、このタイトルには似合っている。
こんな人におすすめ
向いている人:霧に沈んだ閉鎖空間で、じわじわと正気を削られるような恐怖を好む人に向いている。クリーチャーとの戦闘はアクションとして機能しており、謎解きと探索を繰り返しながら物語の核心へ近づく構造は、ホラーとアドベンチャーの両方に食欲がある人の時間をしっかり占有する。ジェイムスという人物の内面に踏み込む重い物語を、最後まで付き合う覚悟がある人に。
向かない人:Bloober Teamによるリメイクという出自に思うところがある原作ファンは、先に評判を確認してからでも遅くない。また、アクション操作への一定の習熟を求めるため、純粋にホラー体験だけを目当てにしている層には少し荷が重い場面がある。心理的に重い物語展開が続くため、軽い気分転換としてホラーをプレイしたい人にも合わない。
みんなの囁き
霧と錆と静寂に満ちた今作は、ユーザーから全体的に高い支持を得ている。称賛の声として特に多いのは、ジャンプスケアに頼らない心理的な恐怖演出と、断片的に語られる重厚なストーリーへの没入感だ。クリーチャーのデザイン、BGMと効果音の作り込み、現代的なグラフィックと操作性の向上も好意的に受け止められており、原作経験者からも「丁寧なリメイク」との声が多い。
一方で不満も少なくない。まずPC版の最適化不足は繰り返し指摘されており、VRAM12GB以上を推奨する声もある。クラッシュや描画の乱れなど技術的な問題も報告されている。ゲームボリュームについては「長すぎる」という声が目立ち、2周必須のマルチエンディング仕様もダレを招くとされている。一部のキャラクターモデリング、エンディング演出の改変、隠し要素の乏しさへの惜しむ声も散見される。
初見プレイヤーには高く薦められる作りだが、セール時を狙うのが賢明か。PCスペックの確認は必須。