YAPYAP
価格の足跡
直近1年- 価格
- 過去最安
- セール
作品の素性
魔導師となり、ライバルの塔へと侵入する。それだけを聞けば、どこか痛快な略奪譚のように思えるかもしれない。だが『YAPYAP』が用意しているのは、そう単純な舞台ではない。
最大5人の友人を手下として召喚し、呪文を駆使しながら塔の奥へと進んでいく協力型のホラーゲームだ。塔の内部には魔獣やモンスターが待ち受けており、破壊目標を達成するまでの道のりは穏やかではない。仲間がいるからといって、安堵できる理由にはならないだろう。
魔法という要素はゲームの根幹に据えられており、呪文の選択と使い方が攻略の鍵を握るようだ。賑やかな協力プレイの形式をとりながら、ホラーという衣をしっかりと纏っている点が、このタイトルの静かな不気味さを生んでいる。
一人で起動するには少し心許ない作りかもしれない。信頼できる仲間が揃ったとき、改めて検討してみるといい。
こんな人におすすめ
向いている人:友人と声を掛け合いながらわちゃわちゃと遊ぶのが好きで、協力プレイそのものを楽しめる人に向いている。魔導師となって呪文を駆使し、モンスターを避けながら目標を達成するという構造は、仲間との連携が自然と盛り上がりを生む設計だ。最大6人まで集まれる環境があるなら、賑やかな夜の一本として機能するだろう。
向かない人:ひとりで静かに恐怖と向き合いたいソロプレイヤーには合わない。協力前提の作りである以上、一緒に遊べる相手がいなければ体験は大きく損なわれる。また、じっくりと世界観に浸るタイプのホラーを求めている人にも注意が必要だ。アクション寄りのタグが示す通り、恐怖は雰囲気よりも混乱と騒がしさの中に潜む種類のものと思われる。
みんなの囁き
屋敷を舞台に魔法を詠唱しながら暴れ回る、マルチプレイ向けのパーティホラーゲーム。フレンドと賑やかに遊べる雰囲気の良さや、音声認識の精度の高さ、死亡ペナルティの軽さといった間口の広さが好意的に受け取られている。Mac対応や6人プレイへの拡張も歓迎する声が見られる。
一方で、コンテンツ量の少なさを指摘するレビューは多い。マップ・敵・杖の種類がいずれも乏しく、数時間で新鮮味が薄れるという意見が目立つ。サイクルを重ねるほどノルマが青天井で上昇し、特にソロプレイでは早々に限界が訪れるバランス設計への不満も根強い。マップ生成のバグで進行不能になる事例や、日本語翻訳・フォントの文字化けといった品質面の粗さも報告されている。
現状は「気の合う仲間と数時間楽しむ」範囲では十分機能しているが、継続プレイには明らかに素材が足りていない。開発継続への期待が高評価を支えている側面も大きく、コンテンツの充実を見届けてから購入を判断しても遅くはない。