子どもたちに本の魅力を伝えて40年


学校や図書館で「読み聞かせ」や「ブックトーク」をやらせてもらっていますが、もともとは人前でしゃべるのがとても苦手です。 |
![]() 幻想的な雰囲気のお話し会。義本さんの語りに大人も子どもも引きこまれていく。 |
戻ってきたのが45年前。ちょうどその頃、文部省(現・文部科学省)から「幼児教育に絵本を活用しなさい」という通達がありました。そこで、児童文学や絵本を専門的に学ぶために門を叩いたのが「金沢子どもの本研究会」でした。 20~30年前になりますが、かつて辰口地区には「風呂敷文庫」がありました。区域毎に担当者が、学校図書館から大人用の本と子ども用の本を選び、風呂敷に包んでご近所に回すというものです。2週間経ったら、「本を交換しましょう」とまた次の本が回ってきました。 | ![]() 例会は毎月第4日曜日に金沢市中央公民館長町館で開催。作家や作品についてメンバーが発表し合う。 ![]() 現在は65名が所属。そのうち3名が辰口支部で活動している。 |
現在は、「金沢子どもの本研究会」事務局のサポート業務で忙しい日々を送っています。例会(第4日曜日)、書評会(第2火曜日)、根上地区の研究会(年5回)、寺井図書館で行う野間成之先生の紙芝居(月1回)、石川県立図書館のブックトーク勉強会(隔月)など。定期イベントのお世話に加えて、研究会に依頼がくる講師派遣の連絡窓口、会報「子どもの本のひろば」(月刊)や研究会ブログの原稿作成を担当しています。 |
![]() 会報「子どもの本のひろば」には「良い本なので是非手に取って欲しい10冊」を掲載。石川県内の図書館に設置し、北陸中日新聞で連載している。 ![]() 地域の書店で月1回開かれる絵本のお話し会。 |