自主財源確保に向けた旬の企画は、
能美の里山をおいしく楽しめる「加賀丸いもカレー」と「ピザ窯」!


平成17年(2005年)に旧3町が合併して能美市が誕生。合併後すぐに、庁舎内に中山間地振興課が置かれました。辰口は中山間地域で、特に東部から南部が山あいです。市では中山間地域の振興を進めるため「里山研究会」を立ち上げ、1年目は行政主導で、里山保全を担う新団体設立に向けて準備が進められました。当初のメンバーは里山エリアの18集落とアーティスト村を含めた19地区、その中から6名の世話人を選び、行政の担当課を交えた準備会を経て、平成18年6月に市民団体「能美の里山ファン倶楽部」が発足しました。「人を育み、里山を守り育て、地域力を高めながら、日本一活力のある地域づくりをめざす」ことを理念に掲げています。 |
![]() 活動拠点の「こくぞう里山公園交流館」。 |
今でこそ、「里山」「里海」という言葉をニュースで聞かない日はありませんが、発足当初は世の中ではまだ「里山」という言葉が使われ出したばかり。私自身「辰口に里山(さとやま)っていう名前の山があるんかいな?」と思っていたくらいです。 |
![]() 活動のシンボルである炭焼き小屋。 |
私たちは純然たるボランティア団体ではなく、最初から稼げる民間団体をめざしてきました。補助金もいつかはなくなる、メンバーが自由気ままに活動していても専従の事務員を雇えるくらい収入がある団体になりたいと願ってきました。発足2年目、3年目になると、活動継続には資金が絶対に必要だということが切実な課題になってきました。 |
![]() 「瀧浪炭(たきなみずみ)」は切り炭で1キロ250円。 |
平成25年春からは、6次産業化によるオリジナル商品を企画・販売しています。 |
![]() 丸いもがごろっと入った「加賀丸いもカレー」(盛付け例)。1パック600円(税込み)で、限定1,500食。 ![]() 素朴なタッチで、目を引くパッケージ。 ![]() 参加者が焼きたてのピザを楽しんだ「ピザ窯お披露目会inこくぞう里山公園交流館」。餅つきやカフェも開催された。 |